叱り方の教科書①

上司として部下を”上手に”叱れていますか?
叱るにもスキルが必要な時代です。
まずは叱る前の準備編から見ていきましょう。

叱るには下準備が必要

①信頼関係を築く
日頃からコミュニケーションをとり、信頼関係を築いておきましょう。
信頼していない上司からは何を言われても聞く耳を持てません。
・挨拶をしない ・目を合わせない ・約束を守らない
こんな上司では信頼されるわけもありません。
「10時からミーティング」と言っておきながら、毎回平気で5分10分遅れてくるような上司では、やはり信頼できなくなりますよね。
小さな約束を守ることも信頼関係構築への1歩です。

②心理的安全性の確保
上司のイライラを感じ取ると部下は「言い訳」「受け流し」をするようになり、「反発心」が生まれます。
安心安全ポジティブな環境を作り、部下が聞く耳を持てるように日頃から良い環境を維持しておきましょう。

叱る基準を作る

ある日は叱るけどある日は叱らない。この人がやっても見逃すけどこの人がやったら叱る。これでは信頼されるリーダーにはなれません。
だからこそ叱る時の基準を作っておき、それがブレないようにしなければいけません。
小さな基準でもいいので、叱る時の明確な基準を自分なりに作っておきましょう。

まとめ

叱るための下準備が整ったら、今度は実際に叱るためのスキルを身に付けていきましょう。
次回は叱り方の教科書「NG編」をお届けします。
プラチナマナーでは、上司力向上!を目的としたリーダーシップ研修として、叱り方の指導をさせていただいております。
信頼されるリーダーは、時には毅然とした叱り方で部下を指導していく必要があります。
職場環境改善の一環として、ぜひご検討ください。

この記事を書いた人

本田奈保美

プラチナマナー代表
日本マナーOJTインストラクター協会認定講師
アンガーマネジメントファシリテーター

「分かる&身に付く」をモットーにした研修で人材育成に貢献します。
ビジネススキル、ビジネスコミュニケーション、接客サービス向上、マナーなど、多数の分野で企業研修に登壇しています。

<主な研修内容>
・新入社員研修
・ビジネスマナー
・接客接遇、サービス向上
・階層別研修
・コミュニケーション
・アンガーマネジメント
・ハラスメント
・クレーム対応
・リーダーシップ
・アサーティブコミュニケーション
・ストレスマネジメント

<書籍出版>
「専業主婦の働くという選択」~子育てママの社会復帰応援BOOK~
Amazon kindle より発売中

<研修実績>
・大手飲食チェーン
・法人会
・商工会議所
・福祉バスサービス
・新規就農者
・美容
・不動産
・GS
・ゴルフ場
・ホテル
・大手商業施設のOJT指導
など多数