美化語で上品に!

「美化語」とは何でしょうか?
カッコつけるための言葉?
悪い事を美化するための言葉?
いえいえ、ほとんどの方が普段から無意識に使っているものです。

単語の前に付けて丁寧に表現する

言葉の前に「お」や「ご」を付けて上品に表現すること、それが美化語です。
例えば、「おはし(お箸)」や「ご昼食」など。
他にも、お菓子、お手紙、ご飲食など、自然に使っているものが多いですよね。
ただこの美化語、使ってはいけないものがあります。
それを次にご紹介しましょう。

美化語を使わない物

次の4つには、美化語を使ってはいけません。
①公共物⇒市役所や駅など
②動植物⇒クマやひまわりなど
③外来語⇒ケーキやスイッチなど
④悪い意味の物⇒離婚や遭難など
お市役所、おひまわりなんて言わないですよね?

許容されている物

美化語を使ってはいけないと言っても、現代では許容されてきている物もあります。
本来外来語(カタカナ言葉)には美化語を使いませんが、ビールやタバコは「おビール」 「おタバコ」なんて言われることも!
高級料亭なんかに行くと、使われそうですよね。
時代と共に、言葉も少しづつ変化していくのですね。

この記事を書いた人

本田奈保美

プラチナマナー代表
日本マナーOJTインストラクター協会認定講師
アンガーマネジメントファシリテーター

「分かる&身に付く」をモットーにした研修で人材育成に貢献します。
ビジネススキル、ビジネスコミュニケーション、接客サービス向上、マナーなど、多数の分野で企業研修に登壇しています。

<主な研修内容>
・新入社員研修
・ビジネスマナー
・接客接遇、サービス向上
・階層別研修
・コミュニケーション
・アンガーマネジメント
・ハラスメント
・クレーム対応
・リーダーシップ
・アサーティブコミュニケーション
・ストレスマネジメント

<書籍出版>
「専業主婦の働くという選択」~子育てママの社会復帰応援BOOK~
Amazon kindle より発売中

<研修実績>
・大手飲食チェーン
・法人会
・商工会議所
・福祉バスサービス
・新規就農者
・美容
・不動産
・GS
・ゴルフ場
・ホテル
・大手商業施設のOJT指導
など多数