「美化語」とは何でしょうか?
カッコつけるための言葉?
悪い事を美化するための言葉?
いえいえ、ほとんどの方が普段から無意識に使っているものです。
単語の前に付けて丁寧に表現する
言葉の前に「お」や「ご」を付けて上品に表現すること、それが美化語です。
例えば、「おはし(お箸)」や「ご昼食」など。
他にも、お菓子、お手紙、ご飲食など、自然に使っているものが多いですよね。
ただこの美化語、使ってはいけないものがあります。
それを次にご紹介しましょう。
美化語を使わない物
次の4つには、美化語を使ってはいけません。
①公共物⇒市役所や駅など
②動植物⇒クマやひまわりなど
③外来語⇒ケーキやスイッチなど
④悪い意味の物⇒離婚や遭難など
お市役所、おひまわりなんて言わないですよね?
許容されている物
美化語を使ってはいけないと言っても、現代では許容されてきている物もあります。
本来外来語(カタカナ言葉)には美化語を使いませんが、ビールやタバコは「おビール」 「おタバコ」なんて言われることも!
高級料亭なんかに行くと、使われそうですよね。
時代と共に、言葉も少しづつ変化していくのですね。