ファミコン語

ファミコン語というものをご存知ですか?
昔流行ったあの「ファミコン(ファミリーコンピューター)」ではありません。
ファミレスやコンビニでよく聞く間違った丁寧語のことを指してファミコン語と言います。

「~~のほう」

ファミレスやコンビニに行くと、
「お会計のほう」とか「レシートのほう」 「ご注文のほう」といった言葉を聴くことがあるのではないでしょうか?
「~~のほう」というのは本来は方角や向きを表す言葉。
正しい使い方ではありません。

「よろしかったでしょうか?」

ファミレスやコンビニでのお会計の際、「1万円からでよろしいかったでしょうか?」
なんて聞かれたことはありませんか?
正しくは「1万円お預かりいたします」または「1万円でよろしいですか?」ですよね。
私は以前、近所の回転ずしに家族で食事に行き、席に着き、案内係の方に次のように言われたことがあります。
「4名様のご来店でよろしかったでしょうか?」
「お車でのご来店でよろしかったでしょうか?」
「お食事のご利用でよろしかったでしょうか?」
と矢継ぎ早に・・・
その案内係の方は丁寧に言おうとしているのでしょうけれど、聞いているこちらはため息モノでした。

この記事を書いた人

本田奈保美

プラチナマナー代表
日本マナーOJTインストラクター協会認定講師
アンガーマネジメントファシリテーター

「分かる&身に付く」をモットーにした研修で人材育成に貢献します。
ビジネススキル、ビジネスコミュニケーション、接客サービス向上、マナーなど、多数の分野で企業研修に登壇しています。

<主な研修内容>
・新入社員研修
・ビジネスマナー
・接客接遇、サービス向上
・階層別研修
・コミュニケーション
・アンガーマネジメント
・ハラスメント
・クレーム対応
・リーダーシップ
・アサーティブコミュニケーション
・ストレスマネジメント

<書籍出版>
「専業主婦の働くという選択」~子育てママの社会復帰応援BOOK~
Amazon kindle より発売中

<研修実績>
・大手飲食チェーン
・法人会
・商工会議所
・福祉バスサービス
・新規就農者
・美容
・不動産
・GS
・ゴルフ場
・ホテル
・大手商業施設のOJT指導
など多数