ここからはいよいよ叱り方のGOOD編を見ていきます。
すぐに実践していただけるものばかりですので、部下の成長につながる叱り方に少しずつ変えていきましょう!
リクエストとして伝える
「いつも散らかっているじゃないか!」ではなく「片付けてくれると助かる」という風に、リクエストベースで伝えます。
その時のコツとしてまず、具体的で明確であること。
「きれいに片付けて」では曖昧ですが、「物が全くない状態に片付けて」ならはっきりと完了したことが分かります。
もう一つは、行動に移した時の評価ができること。
「ちゃんとした書類」では曖昧ですが、「誤字脱字がない書類」なら誤字脱字がセロという評価で表せます。
行動計画につなげる
「ごめんなさい」を言わせるために叱るわけではありません。
状況を改善させるためにその後の行動計画を考えさせることが重要です。
ゴール達成のためにポジティブな意識を持たせ期限を決めて取り組ませることで、目標達成につなげていきましょう。
振れ幅に合わせた叱り方
叱る基準からずれたら、その振れ幅に合わせた叱り方をします。
①様子見
②指導(ちょっと叱る)
③注意(しっかり叱る)
④厳重注意(絶対に許さない)
やらなければいけないことを忘れている、その程度なら①様子見でもいいかもしれませんし、コンプライアンスに違反するような重要事項なら④厳重注意が必要です。
叱る側の”さじ加減”ですね。
まとめ
叱り方って実は”スキル”なんですね。だからこそ、今はうまく叱れていない上司の皆さんでもそのスキルを身に付けていくことは可能です。そしてもちろん慣れや経験も必要です。
プラチナマナーでは、そんな叱り方の”スキル”を効果的に身に付けていただける「叱り方指導」を行っています。
上司が部下を自信を持って適切に叱れるようになれるお手伝いをしていますので、ぜひご検討ください。