あなたの敬語は大丈夫?②

「食べる」の尊敬語・謙譲語

前回、尊敬語と謙譲語の違いについてお話ししました。
相手に言う時は尊敬語、自分の事を言う時は謙譲語です。
では、「食べる」を例に見てみましょう。
食べることを相手にすすめる時、なんて言いますか?
自分が食べる時にはなんて言いますか?

相手にすすめる時は「召し上がれ」と言いますよね。
だから「食べる」の尊敬語は「召し上がる」です。
自分が食べる時には「いただきます」と言います。
だから「食べる」謙譲語は「いただく」なるわけです。

普段から自然に使っている!?

「召し上がれ」や「いただきます」って、これは尊敬語、これは謙譲語、なんて普段から意識せずに使っている言葉ですよね?
なぜ意識せずに使えるかって、慣れているからなんです。
敬語は難しい!と思われがちなのですが、大事なのは慣れること!
慣れてしまえば、日常語としてすんなりと口から出てくるようになります。

おまけ

私は仕事柄、「承知しました」や「~いたします」などちょっとかしこまった話し方をよくします。
敬語は慣れることが大切とお伝えしましたが、慣れ過ぎてしまって、先日小学生の子供のお友達に「承知しました」と無意識に言ってしまいました。
これには自分でも苦笑。小学生のお友達には2度見されました。

この記事を書いた人

本田奈保美

プラチナマナー代表
日本マナーOJTインストラクター協会認定講師
アンガーマネジメントファシリテーター

「分かる&身に付く」をモットーにした研修で人材育成に貢献します。
ビジネススキル、ビジネスコミュニケーション、接客サービス向上、マナーなど、多数の分野で企業研修に登壇しています。

<主な研修内容>
・新入社員研修
・ビジネスマナー
・接客接遇、サービス向上
・階層別研修
・コミュニケーション
・アンガーマネジメント
・ハラスメント
・クレーム対応
・リーダーシップ
・アサーティブコミュニケーション
・ストレスマネジメント

<書籍出版>
「専業主婦の働くという選択」~子育てママの社会復帰応援BOOK~
Amazon kindle より発売中

<研修実績>
・大手飲食チェーン
・法人会
・商工会議所
・福祉バスサービス
・新規就農者
・美容
・不動産
・GS
・ゴルフ場
・ホテル
・大手商業施設のOJT指導
など多数