叱り方のNG編についてお伝えした前回の”叱り方の教科書②”では、思い当たる節があるとちょっとドキッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は、もう少し進めて叱り方のNGワード編についても見ていきましょう。
叱り方のNGワード編
①過去を遡る言葉
・前から言おうと思ってたんだけど・・・
・何度も言ってるけど・・・
・あの時もそうだったよね・・・
その時その場で起きた事、すなわち”現行犯”だけを叱るようにしましょう。
②責める言葉
・なぜできないの?
・何度言ったら分かるの?
・なぜ失敗したの?
これでは相手が委縮してしまうだけで、逆効果ですね。
③強い表現
・いつも
・絶対
・必ず
・間違いなく
・二度と
本当にいつもですか? 本当に絶対ですか?
一方的な決めつけや強い表現での威圧は、相手に反発心を産んでしまいます。
④程度言葉
・ちゃんと
・きちんと
・しっかりと
・普通
「ちゃんと報告しろ」ではなく「ここの数字について報告して」と明確に伝えましょう。
まとめ
部下の成長や育成につながるよう、上司が部下を叱る時には言葉選びも慎重にする必要があります。
言い訳や反発心ではなく、前向きな行動計画につなげられるようにしたいですね。
プラチナマナーでは、そんなポジティブな行動計画につながる叱り方の指導をしています。
上司と部下のコミュニケーション改善のためにも、ぜひご検討ください。